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ラックルが我が家にやって来た

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初代犬ラックルが支配した、我が家のアウトドア初期 1.

我が家の初代犬、アイヌ犬のラックル(アイヌ語で天界と人間界を結ぶ神様の名前、以後

は通称のラックと書きます)は28年前、どーしても犬の居ない生活に耐えられなかった私

の希望で我が家の一員となりました。   当初、実家と同様、柴犬をと考えていたので

すが、”もうすぐアイヌ犬の仔犬が生まれるよ。柴犬より大きいけど、おとなしくて良い犬種

だよ。”などと言われて、つい、その気になって、仔犬が生まれるまでの1ヶ月間、母犬の

もとに通いつめたのでした。   (確かにその母犬は人懐こく、おとなしい、とってもいい子

でした。)  しばらくは仔犬を家の中に置く予定で囲いや敷物、フード、フード入れ、水入

れなどを用意して、ラックを迎えに行った、その日から我が家のドタバタ悲喜劇が始まった

わけであります。                                

突然、母犬や兄弟犬と別れてひとり?で我が家に来たのですから淋しいのは当たり前・・

トイレトレーニングはこれからなのだから、あちこちにするのも当たり前・・とは言っても、

まだ若かった私にとって、けっこうシンドイ日々だったと言えます。 でも、娘が生まれて、

この時の経験は大いに役立ちましたよ・・   夜、囲いに入れて、寝ようと思うと泣きだし

てガードをよじ登って私の所に来ようとする。 せっかく、おしっこを教えているのに私が

気づかなくて、抱き上げたとたんに、ジャ~。   戦いに敗れたのはこっちで、寝るまで

私が着ていた物がラックの寝床になり、ク~ンと泣かれれば、さっさと目が覚めるように

なりました。  本当は当たり前の事で私自身に子供を育てることへの自覚がなかった

だけなんですよね。    その後も、ごみを捨てに行っても泣いてる、買い物に行っても

泣いてる。 そのうち、庭から脱走して隣家でご飯をもらってる。 いつも隣家に収容さ

れているならば良し。 行方不明にでもなったら困ると思い、囲いを高くしてもまた、

よじ登る・・・ 私達は忍者養成コースを突っ走り、次の年には囲いに忍び返しを付け、

ラックが頭をぶつける音を何度も聞くはめになったのです。                                                                             

今、これを書きながら、ふと、「世界一おばかな犬・・・」を思い出していました。                                       

手間の掛かる子程、可愛いのは人間の子も犬の子も一緒です。                                                

こうして、可愛いけどけっこう大変な犬ラックと私達夫婦と一人娘の生活が始まりました。

 これがどうして、アウトドア、キャンプ、カヌーと我々が野蛮になっていくのかは次の

回に書いていきます。

 

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