家庭菜園をやるにはこれくらいのスペースが必要!
よく「家庭菜園=お庭がないとダメ」という発想になりがちですが、ベランダでだって上手に野菜を育てることができます。
しかし「そんなこと言っても、ある程度は広さがいるのでは?」と思っている人もいるかもしれません。
では、家庭菜園を始めるのに「最低限必要なスペース」というのはどれくらいの広さなのか、説明していきます。
野菜の弱点を考えよう!
スペースを考えるときは何をどれくらい植えるかにもよりますが、野菜たちには“ある弱点”が存在することを知らなければなりません。
その弱点とは「連作(同じ作物を同じ場所に植えること)はすべきではない」という点です。
その点を考えれば、あなたが始めたい家庭菜園のスペースも見えてくるでしょう。
野菜はたくさんの栄養が必要
野菜は多くの栄養が必要になります。
そのため直接土地に植えていても、翌年同じ場所に同じ種類の野菜を植えると、最初に植えたものと同じ栄養を大量に必要としてしまうことになります。
その結果、育ちにくく、また実入りも悪くなってしまうのです。
毎年同じ場所に植えるとなると大量の肥料や石灰などが必要になりますから、土壌の状態を気にする必要があるのです。
つまり、ベランダでも直接土地に植えるとしても、翌年別な場所へ植えられるようなスペースが必要となるので、最低でも植え替えられるスペースが必要になるということになります。
うちのベランダ、せまいんだけど・・・
といっても、ベランダにはそんなスペースはない、という場合もあると思います。
そんなあなたは、同じプランターを使うのを避けたり、土を一から仕込みなおす形にして場所をうまく使うことをオススメします。
目安としては、お庭で始める場合は3畳分ほど、ベランダなどでプランターで始める場合はプランターを植える種類分プラス植え替え分を数個分、といった風に考えるといいでしょう。