大根を家庭菜園で育てて収穫する方法
日本の家庭料理に欠かせない野菜「大根」。
ですが、やってみるとまっすぐ太く育てるのが大変な野菜だと痛感する野菜でもあります。
では、家庭菜園で大根を育てる際の栽培方法を説明していきましょう。
まずは土壌をしっかり整えよう
大根の育て方は、まず土の準備をしっかりするところから始まります。
畑でされる場合は50センチほどよく掘り起こしておきましょう。
その際、根の成長を阻害しないように石や木などの障害物を取り除くようにしておきます。
プランターで育てる場合は深いタイプのものを選び、土には植付けの1〜2週間前に石灰を施しておきましょう。
間引きを行うこともポイント
種をまく際は、30センチ間隔ぐらいに4〜5粒の種を植え付けます。
間引きはだいたい2回行われ、一度目は双葉が出た時点で形がいびつなものを間引きます。
二度目は病害虫に侵されていないかや、葉の色が薄いものなどを間引きます。
収穫時期を逃さないこと
その後は追肥をしながら土寄せをします。
大根の首がでてきてしまったら、土を盛り上げて首までちゃんと土の中になるように土を寄せましょう。
こうすることで「食べる部分で辛みが変わる」といった状態を防ぐことができます。
太く大きくしようとして収穫時期を逃すと、大根の内部に「す」が入ります。
これは、中心部分の状態が悪くなってしまって水分がなくなり、スカスカのスポンジ状となるものです。
大根はすが入っているかは葉を切り落とすと葉にも「す」が入っているのでわかりますから、時々葉の様子を見ながらすがはいらないうちに収穫しましょう。