白菜を家庭菜園で育てる場合はどうすればいい?
寒い季節に欠かせない野菜「白菜」は、鍋には定番の野菜ですね。
自宅で無農薬の白菜で楽しく鍋を囲めたらいいですね。
「でも白菜って、葉物野菜の中でも大型だし、初心者はうまくいかないんじゃない?」
と思っているのではないでしょうか?
それでは、いくつか注意すべきポイントをおさえた白菜の育て方を説明していきます。
白菜は下準備と種をまく時期が大切
白菜はまず堆肥や石灰などで土づくりを1週間ほど前に済ませた後、暑い季節の8〜9月に種をまき、苗を育てていきます。
この際、害虫と暑さ、寒さを避けるために「マルチ」と「寒冷紗」を使うと、より失敗も少なく栽培することができます。
夏の間は苗が暑さに負けないように、日光を弱めるといいでしょう。
種をまくときの注意点は?
白菜はそれぞれの株間を縦横ともに「40センチ以上」必要とします。
欲張ってしまうと、それぞれの株が大きく育たなくなるので注意しましょう。
1ヶ所につき4〜5粒の種をまきますが、2週間ほどしたら生育の良いものを1つ残してあとは間引いてしまいます。
追肥を行う時期は?
種まきから1ヶ月ほどすると、「結球」という現象が起こり始めます。
この結球とは、キャベツや白菜などに見られる現象で、葉が重なり合って球のようになることを言います。
この結球が起こる前に追肥をやりましょう。
収穫前の害虫もやっかい!
その後、真ん中の葉がしっかり立ち上がり育ち始めるのですが、この時害虫が集中的にやってきます。
アブラムシ、コナガ、アオムシなどの虫が中心の柔らかい部分を目指してやってくるので、早めに駆除するようにしましょう。
結球している最中に入り込まれると駆除することができなくなってしまうので、早めに駆除というのがポイントです。
収穫の目安は、触ってみて固くしまっている状態のときです。
白菜は、それぞれの成長度合いで手がかかる野菜です。
しかし、重宝する野菜であることは間違いないので、一度育ててみるのもおもしろいですね。