家庭菜園できゅうりを栽培する方法とは?
夏の定番の家庭菜園・・・「きゅうり」は、大人から子供までとても食べやすい野菜として人気です。
その育て方はというと、実はちょっと手のかかるかまってちゃん野菜だったりします。
あなたがいつも食べているのは、実は割と若い段階でとったものです。
きゅうりは夜に大きくなるため、数日前は小さかったのに大きくなり過ぎた・・・ということがざらにあることから、多少の手間を必要とするのです。
それでは、栽培方法を説明していきましょう。
病気に強いきゅうりに育てるには?
きゅうりは苗から栽培したほうが、とても育てやすい野菜です。
特に、カボチャのツルに接ぎ木してある苗は、病気に強くなっています。
植える際にはゴーヤと同じように、親ヅルを支柱の高さほど延ばしたら切って、子ヅルを伸ばして実を育てます。
この時、親ヅルを育てている最中の子ヅルは、下から5〜6番目まで切り取っていきます。
また、梅雨時は「うどんこ病」などを誘発しやすくなるので、水のやり過ぎに注意します。
きゅうりの実がならない原因とは?!
きゅうりの栽培では「花が落ちてしまって実にならない」というケースをよく聞きますが、これは実は肥料が足りていない印です。
茎や葉っぱに栄養を優先して送っているため、実になる花まで栄養が行き届いていない状態ですから、追肥を数回に分けてすることを忘れないことが肝心です。
また肥料不足のために起こる「べと病」や「褐斑病」などにも注意が必要です。
同じ場所への連作にも弱いので避けた方がいいでしょう。
根は乾燥に弱いという特徴があるので、真夏には乾燥しないように水をあげたり、根の周辺は湿度を保てるように藁を敷き詰めるなどするといいでしょう。