家庭菜園でじゃがいもを栽培する方法とは?
「じゃがいも」は、初心者が家庭菜園で始める野菜としては有名です。
育てやすいことから、小学校の理科の授業でも、栽培から収穫までの過程を観察したりしてますね。
暖かい地方では、春(2〜3月)と秋(8〜9月)の二回植えることが可能です。
スーパーで買ってきたじゃがいもを「芽が出てきたから種芋にして植える」という方法もあるのですが、病気に強く育てようと思うのならば、検査を受けた市販の種芋を買う方が強く育ちます。
大きなじゃがいもに育てるためには?
植えてから1カ月ほどすると、「芽かき」とよばれる作業が必要になります。
これは、元気な芽を2〜3本残して他の芽を取ってしまうのですが、収穫するじゃがいも一つ一つを大きくする目的で行われます。
また、収穫の際に小さないものばかりになってしまうと、じゃがいもの芽に含まれる有害な成分をたくさん含んだ危険な個体も出てきてしまうからです。
育て方のポイントは?
じゃがいもの育て方で最も大きなポイントは「まし土」と呼ばれる作業です。
これは、土の中で大きくなっていくイモが日光を浴びないように土を更に盛る作業になります。
このまし土の作業の際に「追肥」などの作業も行います。
プランターなどの植付けの際もこのまし土のことを考え、深めのプランターに土が6割の状態で植え、のちに土を足していきます。
また、酸性の土壌を嫌うので、「石灰」などを入れて土壌をよくする必要があります。
収穫する際のポイントは?
収穫の際は、じゃがいもの腐敗を防ぐため、2、3日晴れの天気が続いた日を選んで収穫します。
春植えの収穫は梅雨時期とも重なるため、収穫した際に腐っていたなんてことにならないように、茎や葉が黄色くなるのを合図に収穫しましょう。