家庭菜園でさつまいもを栽培する方法とは?
甘いおやつやお子様に受けやすく、ちょっと甘めなおかずの材料にも重宝する「さつまいも」。
その原産地はメキシコ周辺で、日本に入ってきてからはやせた土地でもよく育ち実を付けることで、降灰の多い薩摩で重宝されました。
しかし、なんとなくイメージで、「広い畑がないとダメなんじゃない?」と思っていませんか?
いえいえ、家庭菜園でだってできてしまうのです。
ではどのように育てていけばいいのでしょうか?
さつまいもを植えるのは“超”簡単?!
さつまいもは「イモ」から育てるのではなく、「ツル」を斜めにさして植えていきます。
種芋を必要としない性質から、この植物の強さがうかがえますね。
近くにホームセンターがなくても、さつまいもからツルを育てておくだけで植える準備ができてしまいます。
さつまいもの育て方とは?
さつまいもは、プランターでも狭い畑でも十分に育ちます。
さつまいもの育て方には大きな特徴があります。
それは、「肥料をやり過ぎないこと」と「ツルの処理」です。
先ほども紹介したように、やせた土地に適応した植物なので、栽培する際に必要以上の栄養を与えると逆に味を悪くしてしまいます。
また、ツルが伸びていく際にどうしても不必要なツルが根をはやし伸びていこうとするので、それを土から離すなり、切るなりしなくてはなりません。
プランターで栽培する場合は、周辺に土がないので、ツルだけが育つ心配はあまりありません。
ただ、ツルが邪魔になることがあるので、プランターの上にグルグルと巻きつければ問題ないでしょう。
さつまいもの収穫時期は?
4〜6月ごろ植えて秋にツルが枯れてきたらそろそろ収穫の合図です。
ただ、試し掘りを何度もして生育具合を確かめながら掘る方が、確実に程よい大きさのさつまいもを収穫することができますよ。