家庭菜園でゴーヤを栽培する方法とは?
よく「ゴーヤ」と「ニガウリ」はどう違うのだろうという話が出ますが、これは生育場所による違いだけです。
ゴーヤは主に沖縄などの南西諸島で育ったもので、太くて苦みがニガウリに比べ少ないのが特徴です。
一方ニガウリは南九州でよく育てられていて、細くて苦みがあるもののことを言います。
長寿の秘訣とも紹介される夏の野菜「ゴーヤ」はちょっと苦いお野菜ですが、夏の緑のカーテンにもなる一石二鳥の野菜として家庭菜園では人気者です。
その栽培は簡単かつ虫や病気にも強めな野菜なので、初心者にも向いています。
それでは、育て方を説明していきましょう。
ゴーヤは種でも苗でも植えられる
ゴーヤを育てる際は、苗からでも種からでもとても簡単に育てられます。
プランターの場合は、20センチほど間隔を開けて植え、ツルが伸びてきたらネットを張ってツルを這わせてあげてください。
このとき、ネットを屋根まで届かせてしまうと屋根より上に伸びていこうとしますので、屋根より内側になるようにセットすると良いでしょう。
ツルを上手にカット!
最初に伸びていくツルを親ヅルと言いますが、これをネットの上まで這わせたらツルの先をカットします。
このカット作業により、子ヅルや孫ヅルの発生を促したり、背が届かない場所まで伸びていくのを防ぐことができます。
ツルは上手に這わせられればマンションなどのベランダでもお隣に邪魔にならないように育てることができます。
ゴーヤ栽培の注意点とは?
ただ栽培する際に、いくつか注意点があります。
それは「連作」には向かない野菜であるという点でと、プランターならば「肥料」を絶やさないという点です。
ゴーヤは子ヅルや孫ヅルに実を付けさせていくので、ある程度継続的な肥料を必要とします。
「追肥」は忘れずにやりましょう。
実が小さく細ければ、肥料が足りていない合図です。