家庭菜園でトマトを栽培する方法とは?
「家庭菜園で育て方がとても簡単で人気のトマト!」
ってそれ・・・ちょっと違います。
え?と思ったあなた、そうなんです・・・簡単なのはミニトマトのほうなんです。
実は、大きくなるトマトは、コツを抑えないと問題が起きてしまいやすい野菜なのです。
ではトマトを栽培する際のポイントを見ていきましょう。
トマトを栽培する大きなポイントは3つ!
トマトを育てる際の大きなポイントは「芽かき」と「連作」、そして「雨対策」です。
トマトは植えてから2週間ぐらいで「脇芽」と呼ばれる、育てたい主となる枝の根元付近から枝分かれしていく芽が出てきます。
芽かきはその脇芽を摘み取ってしまうことを言います。
脇芽を処理しつつ、大きくなっていくトマトを支柱で支えましょう。
支柱を立てる際は、茎をギュッと結ぶと痛めてしまいますから、ほどよくゆるめに止めてください。
トマトは連作には不向き!
次に連作についてですが、トマト、ジャガイモ、ナス、ピーマンなどは全てナス科に属しています。
いわば従兄弟のようなものですね。
同じ場所で育てるには、同じような養分を大量に必要としますから、連作には向かないということになるわけです。
もちろん追肥もしっかりあげないと不作につながります。
雨対策はしっかり!
次に「雨対策」についてですが、もともとトマトは乾燥地帯を原産地としています。
そのため、大きなトマトを上手に育てようとするときに雨があたると、実がはじけてひびが入ってしまいます。
ひび割れ防止のために、「ハウス」のような覆いをするというのが得策です。
ハウスのような大掛かりなものが難しい場合は、植える際に土を覆い隠してしまう「マルチ」と呼ばれる黒いビニールをかぶせると水分を調節できます。